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梶尾 真治 / ボクハ・ココニ・イマス 消失刑(光文社/ハードカバー)

既に人気作家さんとしての地位を確立されているんですね。
し、知らなかったです...。
この消失刑の基本的な部分は過去多くの人は形にして
発表したり、それこそ個人レベルの空想では誰もが一度は
想像した事ですよね。それを刑として空想した事は
一度もなかったので、そういった怖さはドラえもんで
言うところの「独裁者スイッチ」に似た恐怖を感じます。

設定が強引過ぎて不自然な部分が多過ぎる為、ファンタジー
のような小説として読み進めましたが、それでも設定と舞台の
生々しさが邪魔をして折り合いをつけるのが難しかった...。
主人公を突き動かす生への執着が別の目的に変わってから
物語りの色も空気も一変。個人的にはそこから先の展開には
気持ちがついて行けずに...惰性で文字を追う羽目に...。むー。

梶尾 真治 / ボクハ・ココニ・イマス 消失刑(光文社/ハードカバー)_e0156857_234437.jpg




by neon_books | 2010-02-28 23:04 | 国内作家か~

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