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横関 大 / グッバイ・ヒーロー(講談社/ハードカバー)

前作の乱歩賞受賞作とは大きくイメージの違う
受賞後第1作目の今作。かなりくだけて、ライトな
感覚の青春小説のようなテイストになっています。
こっちの方が読み易くて、合っているような気もします。

宅配ピザでバイトをしながらバンド活動を続ける
主人公の「亮太」がある日、配達先で巻き込まれる
人質立て籠り事件。その事件をきっかけに人質だった
謎の「おっさん」と出会う事で、なんだか更に
その「おっさんの厄介を請け負う事になる...という
気のいい青年が、その親切心を全開にする事で
バタバタと事件に引き込まれるという...まぁ...
ありそうな設定ではあります。

この余りにも困った人を見捨てられない性格
(おせっかい??)の「亮太」くんが、余りにも善いヤツなのと、
やけに肝が座っていながらも、妙に冴える推理っぷりに
少しだけ自分は距離を置いてしまったのですが...
どうなんでしょうね?? しかもこんな好青年が演ってる
バンドってのもなんだかイマイチ興味も湧かないし、
面白みに欠けてしまう気がして...
というのは自分の性根が歪んでるからかな?

事件から数年後という設定の第二部では、限りなく
全てが善い方向に進んでいくハッピーエンドなのは
素敵な事ですが、余りにも安直かつご都合的...
に思えてしまうのは、少し調べたり、多少好き...
程度でロックを題材にしてるから? かもしれないなー。

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by neon_books | 2011-06-30 23:05 | 国内作家や~

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