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越谷 オサム / 陽だまりの彼女(新潮社/文庫)

ポップな青春小説の名手、越谷氏によるド甘な
恋愛小説の文庫化。この文庫化で再度取り上げられると
もしかしたら、メチャ売れる作品になるんじゃないですかね?
キャッチにある「誰かを好きになる素敵な瞬間と、
同じくらいの切なさもすべてつまった完全無欠の恋愛小説」は
嘘じゃないッス。売れて欲しいなー。

読み始め暫くから、もうなんか切なくて息苦しい
バッドエンドに向かっていく雰囲気が満載なのに、
若い2人のキラキラしてベタベタに甘い恋愛に
心持っていかれます。ただの馬鹿ップルの
イチャつきではなく、お互いがお互いを想い
成長しようとする姿がイジらしいです。
こういった甘い展開も上手く書くなー。

終盤の涙が自然に溢れてくる、余りにも
切ない展開に胸が苦しくなってきますが
そこは放っりぱなしではなく、今度は良質の
ファンタジーとして、上手く、ストン...と落としてくれます。
「真緒」のご両親との再会、そこでの会話に
溜めていた涙が溢れ出し、ラストの公園での
「僕たち」の再会。そしてあの台詞に...ホッと
安心しつつもニヤりとさせられますw。
中学に出会ってからずっと惚れた弱みなんだねぇ...
「浩介」の嬉しくも甘々な苦労は続くんだね。

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by neon_books | 2011-07-20 00:06 | 国内作家か~

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