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2010年 09月 28日 ( 2 )




上甲 宣之 / 脱出迷路(幻冬舎/単行本)

えーっと...。こういったゲーム性の強い
非日常の脱出系シチュエーションサスペンスなのは
充分分かるし多少強引な設定やルールもありだと
思いますよ。んなアホな!という状況もそれ自体が
物語を面白くさせるなら全然OK。

なんですが...流石にコレはなぁ...。今までの作品では
そのギリギリの危ういラインをキープしていたのに
今作はそのラインを大きく割ってしまったような
もはや何でもアリのカオスなルール設定。後だし
ジャンケンの様な無法地帯w。流石に...ナシっすw。

せめてラストくらいはしっかりと決着つけて欲しい
ところだが、そこも「なんだかなー」的な着地。

ところで「にゃるらとてっぷ」って何ですかw?
西尾維新氏の「魔法少女りすか」の呪文にも
登場するんですが今作にも呪文として出てきます。
有名な呪文なのw? 確かに声に出して
言ってみると...気持ちいいけどw。
「にゃるら〜」

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by neon_books | 2010-09-28 08:08 | 国内作家さ~

ジャック・リッチー / カーデュラ探偵社(河出書房新社/文庫)

カーデュラシリーズを一冊に纏めた嬉しい文庫化。
更に追加でノンシリーズの5作、しかも新訳で追加
収録したリッチー初の文庫。

こうやって完全版で読む「カーデュラ」シリーズは
いいですねー。誰が読んでもその正体はルーマニア出身の
人間の血液を吸う、アノ方だと明らかなのに、基本的には
直接、その単語を使う事無く、冗談のような描写のみで
サラリと扱う独特のユーモア。更にはその伯爵自体が
人間社会で貧窮に屈してどんどんと落ちぶれて行く様は
なんともユーモラスかつ愛くるしいw。探偵としての
能力や操作方法は至って王道かつ人間臭いのもいいですね。

ノンシリーズの5作も、リッチーらしい「チョイ」キレの
ある短編でユーモアや哀愁やが滲む佳作。なによりシンプルで
短く、分かり易いのがいいっw。「いい殺し屋を雇うなら」の
バカバカしさと独特な展開は良質のコントのようです。

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by neon_books | 2010-09-28 03:45 | 海外作家

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