the books

2010年 10月 01日 ( 3 )




高田 郁 / 今朝の春 みをつくし料理帖(ハルキ文庫/文庫)

シリーズ第4弾。素晴らしいです!あやうく泣いてしまいそうに
なりました。今作は「澪」の「小松原」に対する想いが押さえきれない
臨界まできている中、その小松原の正体を知る事で、更に
その想う事の辛さが大きくなってしまっていることが...なんとも
切なく愛おしいです。
その小松原の正体を知る事なる第一話「ははきぎ飯」から
もう涙腺ギリギリ。いいなー。本当に暖かくなる。

他の3話もどれも甲乙付けがたい秀作。相変わらず登場する
澪の作る料理は読んでいて匂いや、その温度までもが
伝わってきます。日本人に生まれて良かったなぁ...と
心から思うのは「日本」の食文化の素晴らしさを知ってるから。

大好きで大切なシリーズです。

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by neon_books | 2010-10-01 14:33 | 国内作家た~

山口 雅也 / 続 垂里冴子のお見合いと推理(講談社/ハードカバー)

雅也氏のユルめのホンワカミステリの第2作目。
天然キャラの名探偵「垂里冴子」が今回も
キレの良い推理を発揮し日常系の謎から、殺人事件
までもホワーっと解決していきます。
解決した事件の数だけ...彼女のお見合いは...失敗し
どんどんと縁遠くなっていきます。作中でも
しっかりと年齢を重ねているだけにその破談っぷりが
リアルかつユーモラスですねぇ。

ユーモラスさの大きな要因である次女の「空美」さん
のキャラも増してパワーアップして適当な事になってます。
作品のいいスパイスになっていて事件を引っ掻き回す
いい役割を果たしてくれます。

さて、その名探偵「冴子」さんがまさかの一念発起する
今作のラストw。また縁遠くなってしまいそうですが
今後新たな展開を見せてくれそうな「冴子」さんの
活躍に期待度↑です!

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by neon_books | 2010-10-01 06:22 | 国内作家や~

石持 浅海 / 見えない復讐(角川書店/ハードカバー)

ここ最近の作者の作品「撹乱者」、「8月の魔法使い」
を何となく合わせたような印象の作品。法人...というか
大学に対して圧倒的な復讐をしようと試みる主人公
「田島」たちの復讐劇とそこに至る心理に移ろいが
展開されています。

その大学に対して復讐を試みる彼等の動機やその
心情の描写が割と淡白に書かれているので、読んで
いるボク(ら)は、なんでそこまで復讐心に滾った意思や
行動がとれるのか、やり理解に苦しい。
今作も賢過ぎるキレ者の登場(しかも2人もw)でなんだか
言いくるめられたようなロジック展開に煙に巻かれながらも、
相変わらずの石持的ミステリは楽しめます。

そのキレ者同士、敵の敵は味方...と思っていたところ...
最後はまさかの展開に少々唖然。
なんでこーなるのっ?? 的な流れが
イマイチ理解出来ないんですけどーw。

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by neon_books | 2010-10-01 03:43 | 国内作家あ~

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