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2013年 01月 30日 ( 1 )




舞城王太郎 / 短篇五芒星 (講談社/ハードカバー)

流石の舞城作品。全5編の短編全てが舞城氏
でしかあり得ない。印象的にはスピード感を
ダウンさせた代わりに、言葉の一つ一つが
胸に残る言葉で紡がれ、積もっていく雪のように
のしかかってくる重みを増した気がします。

流産という理不尽な現象に偏執的に取り憑かれた
27歳の男の話。
地味だった姉が突如として鮎(魚の鮎です)と
結婚した話。
四点怪談に端を発し、超絶的な推理を披露する
名探偵の話。
バーベルとして持ち上げられた過去によって
その人生が静かに狂う男の話。
悪の箱と闘う少女、見栄っ張りだけど意地っ張りな
少女との邂逅。そして善と悪の話。

どうやってこんなストーリーを構築し、
さらにあの文体なのに、読む側の人間に
苦痛を感じさせる事なく、書く事が出来るんでしょう。
現代の日本に生きる数少ない天才...ですよね?

大して意味はないのかもですが
劇団エンジェルバニーズが登場しますw。

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by neon_books | 2013-01-30 23:45 | 国内作家ま~

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