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カテゴリ:国内作家わ~( 7 )




渡辺 浩弐 / ィキル iKILL(星海社/単行本)

この作者ってその昔サブカル畑で結構露出のあった方
ですすよね? 月刊宝島とかでよく見かけた記憶があるんですが
いつの間にかゲーム制作会社の代表などされてるんですねー。
小説は初読ですが...舐めてたら...意外と面白いかもw?
本人のフィールドでもあるネット周辺に彷徨う
ダークな部分を描くと妙にリアルで、事件自体は
荒唐無稽な気がするのですが、そう思わせない
「何か」があるような気がします。リアル...ではないけど
「そんな馬鹿なー」では片付けられない「何か」があるんですよね。
にわかに調べて書いたような作品とは一線を画す怖さ。
あ、因みにグチャグチャなスプラッターなグロ表現描写多数ありますw。

ネットを通じて現在の法システムは処罰しきれない人間を
殺人をもって処罰していくシステム「i-KILL」と
飄々とした謎の殺し屋「小田切明」がこの先待ち受けるものは
何なのか...そして「小田切」という人物が抱く闇...
次作以降もなかなか楽しみですね。

講談社BOXで発行されたらもっと売れそう...
なんて思うのは余計なお世話なんでしょうかw?

とここまで書いてみたものの、既に5年も前に
講談社BOXで出ていたんですねw。失礼しましたw。

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by neon_books | 2011-06-14 07:48 | 国内作家わ~

若竹 七海 / 遺品(光文社/文庫)

元々は角川ホラー文庫作品が光文社からの再発。
随分表紙の装丁のタッチが変わってホラーの雰囲気が
全く感じない代わりに若竹作品っぽさは出てますね。
実は葉崎市シリーズを未読なので、シリーズ外のこの
作品を手にとったのですがホラーの要素はありつつも、
しっかりと犯人探しの体を成したミステリー作品なのですね。
犯人...というより幽霊の正体は誰なのか? そして事件の
全ての中心である伝説の女優で作家の「曾根繭子」の
死の原因は? というWho? とWhy?が絡み合って、幽霊という
フィルターを通したホラーミステリに仕上げています。

両論あるラストには確かに若干の微妙な感じもしますが、
幻想小説っぽくもあって、ギリでアリな気もします。
ちょっと哀しい結末ですけどね。で、ホラーという意味で
幽霊云々は当然ですが、登場人物のホテル従業員達の
イヤーな面が...普通に怖かったですw。

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by neon_books | 2011-03-06 00:30 | 国内作家わ~

若竹 七海 / みんなのふこう(ポプラ社/単行本)

コージーミステリの女王? 若竹さんのニヤリ系の
短編連作。風が吹けば桶屋が〜スタイルの
連鎖する不幸w。どちらかと言うと桶屋は
儲からない。むしろ潰れるwのが今作。
天然すぎる17歳の「ココロ」ちゃんが悪意に
さらされた事故に遭うと、その周囲に更なる
不幸(?)が返ってくるのだ。

出だしから充分面白いですが、ずっとこの
スタイルなの?? というタイミングで作品自体も
上手く転調してココロちゃんの不幸っぷりを
違った角度で上手く描いており、流石です。
入院中の章「弥生」では本人は登場しないのに
その不幸っぷりと、不幸のお裾分けがとても
ユーモラスに展開されます。

最後まで一環したスタイルで天然っぷりが
むしろ怖いココロちゃん、是非とも続編読みたいです。

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by neon_books | 2010-11-25 20:45 | 国内作家わ~

和田 竜 / 小太郎の左腕(小学館/単行本)

大ヒットになった「のぼうの城」に次ぐ今作。
元々「のぼうの城」自体にさほど感銘を
受けなかったとは言え、
やはりパワーダウンした印象は拭えないか...?

半右衛門の人柄や自身のとった行動に対する
悔いやその慟哭は前作同様に伝わっては来るものの、
熱量が及ばない気がします。
小太郎という人間が描ききれてないまま、
ラストまで読ませるのはやや強引かと...。

折角、戦国を題材にしたエンターテイメントものなのだから、
もっと熱く泣かせてくれるくらいのものだと嬉しい。

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by neon_books | 2009-12-14 12:06 | 国内作家わ~

若竹 七海 / ぼくのミステリな日常(東京創元社/文庫)

恥ずかしながら今更読みました。
これってかなりの名作なんじゃないんですか?
12の短編からなる連作ですが全てのページに
張り巡らせた伏線の自然さとその回収の心地よさは
ミステリならではの醍醐味!
解けなかったパズルの解答を知ったときの様な
悔しさを堪能出来ました。

18年も前の作品とは思えないのは作者の静かな熱と、
勢いと瑞々しさが溢れていて読む側の人間の意識が
ストーリーに取り込まれるから...かな。

まだまだ未読の面白いミステリが多いって事を実感しました!

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by neon_books | 2009-12-07 16:44 | 国内作家わ~

和田 竜 / のぼうの城(小学館/単行本)

遅まきながら...ようやく読んでみました。なんか
各方面やTVなどで余りにも紹介されすぎると、逆に
読みたくなくなるヒネた人間なんです。

でも、読んで見ると...売れるの分かります!
面白いもんねー。学校で習った数々の戦国武将たちの
名前が次々に登場し、まったく習ったことは忘れてますが
それでも一人の登場人物として読めてしまうパワー。
歴史もののライトノベルなんて評されてるようですが、
確かにそういう部分もあるし。割りと意図的に現代風の
人物描写にしてるし、会話もシャレてますしね。
そら売れるワ。納得。
歴史、戦国武将ブーム(?)の一旦を担ってるんでしょうね。

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by neon_books | 2009-11-25 18:34 | 国内作家わ~

若竹 七海 / 古書店アゼリアの死体 (光文社/ノベルス)

頑張って半分の150Pまでは読んだんですが...
ギブアップ。  というのは作品の所為ではないんですが。

図書館で借りてきた作品なんですが...前に借りた人
が書いたと思われる書き込みが...。事件の真相を
前半の39Pにしっかり書き込んであるんですよね(笑)。
丁寧に油性ペンで非常に分かりやすく(笑)。
ありがとうございます。
おかげで全部読まなくても事件の真相の概ねを
知りながら読む事が出来ました。

...しっかりしてくれよー。練馬図書館(笑)。
こういうのって返却時に伝えた方がいいのかしらね?

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by neon_books | 2009-05-24 22:02 | 国内作家わ~

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