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リチャード・ドイッチ / 13時間前の未来 下 (新潮社/文庫)

以前では信じられないペースダウンでの読書故、
ようやく下巻まで読了。上巻で理不尽な死から
妻を救う為に孤独で、過酷な時間旅行(1時間前限定で
遡る)をしながらも、その行動と結果がまるで
弄ばれるかのようにチグハグな事になりながらも
妻を救う....この1点のみに行動原理を持った主人公の
ニックは、この時間旅行の終盤で、ようやく、彼が
成すべき事を掴み、その目的の為に行動を取る事になる。

幾度とニックの前に立ちはだかる邪悪な警官、その
仲間。そしてニックの言葉に耳を傾ける協力者など...
様々な人達の運命を巻き込んで、ストーリーは
クライマックスへと縺れていく。

いく。のですが、流石に割と前の段階で後半の
展開の筋は読めてしまう為、それを越えるような
サプライズを期待してしまい、多少のトーンダウンは
否めない...かも。分かりくシンプルな
冒険エンターテイメント作品だからそれでいいのかもですが、
途中に幾度となく出てくるアイテムが、露骨すぎたかしら。

ただ、本来解決されることのない所謂「バタフライ効果」
のような、些細な行動や決定が、先の未来の結果を
大きく変える事になる....という面白さは充分堪能できて、
ニックのあまりにも真っすぐでひたむきな気持ちは
清々しい。

蛇足ですが読書中のBGMは
原田真二のタイム・トラベルでしたw。

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by neon_books | 2012-10-12 16:57 | 海外作家

リチャード・ドイッチ / 13時間前の未来 上 (新潮社/文庫)

13時間前の未来? 前なのに未来?? というタイトルかつ
オビの煽り「タイムリミット・ミステリ」につられました。

最愛の奥さんを突然殺害された主人公のニック。
更にそのニック自身が妻殺しの最重要容疑者として
捕まってしまう。もう、前に進めないほどの最悪の
状況の中で、忽然と現れた初老の男。
「君には12時間の時間がある...」と告げ、懐中時計を
ニックに託す...。そこから不思議な彼の時間を遡った
妻を救うための時間旅行が始まっていく。

このタイムスリップは1時間ごとにしか遡ることが
出来ないという制限付き。そんな中、妻を救うために
奔走するニックだが、未来に起こる過酷な運命を避けられない
かのように、時間を遡ってあらゆる行動を取るのだが...。

テンポもよく、過去と済んだ時間の中を縫っていくニックの
行動と心理はよく伝わってきます。ここまではまだ、彼の
行動と結果が上手くはいっていませんが...下巻での
さらなるサプライズの展開を期待。

因みに今年に映画化されるようなんですが...もう
公開ってされてるんでしょうか?

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by neon_books | 2012-10-01 15:15 | 海外作家

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