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菅野 ひろし / 秒奪 (ポプラ社/ハードカバー)

元々は04年に出版されていた作品を改訂、再構成
したものの再発本。
確かに事件を起す手口は異例だし、斬新で普段
目にしていつつも特に意識していない信号というところは
面白いです。その交通管制システムの概要も(専門的な
用語が多いにせよ)面白く読める。
どちらが先が分からないですがTOKYO BLACKOUT
に近いパニック小説を思わせます。

が、ストーリー全体が冒頭のインパクトとは別の方向へ
序々に進んでいくと、スピード感と高揚感が失速していく。
正義と悪の対峙の構造も最終的には何だか良く分からない
うやむやなもので、読後のカタルシスは...残念ながら得られない。

なんか...勿体ないなー。

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by neon_books | 2009-07-20 13:02 | 国内作家か~

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