三羽 省吾 / 路地裏ビルヂング(文藝春秋/ハードカバー)
三羽作品、今作で初読です。自分の予想と違ってハートウォームな
人情作品だったのが意外です。小路幸也さんや萩原浩さんの作品に
近い雰囲気ですね。
路地裏にあるボロビルの店子達のそれぞれの鬱屈した日常、
それぞれが抱える、ごく普通な個人的な悩みを、少しだけ
人との触れ合いで前向きになっていく...そんなホワンとしたお話。
1階の何故か毎回変わる不思議な飲食店「辻堂」が魅力的に
書かれてます。おでん屋から始まって、カレー、お好み焼き、
ホルモン、最終的にはなんでもある居酒屋。そしてその全てが不味いw。
国籍不明な接客完璧な外国人w。裏主役ですw。
と、設定とキャラクターはいいんですが、全体的には
何故か印象が薄いんですよね。最初の短編「道祖神」の
作風とそれ以降のイメージにズレがあってどうも全体として、
とって付けたようにこういった人情作品にしてような
印象が残ってしまいます。面白いんだけどね。
人情作品だったのが意外です。小路幸也さんや萩原浩さんの作品に
近い雰囲気ですね。
路地裏にあるボロビルの店子達のそれぞれの鬱屈した日常、
それぞれが抱える、ごく普通な個人的な悩みを、少しだけ
人との触れ合いで前向きになっていく...そんなホワンとしたお話。
1階の何故か毎回変わる不思議な飲食店「辻堂」が魅力的に
書かれてます。おでん屋から始まって、カレー、お好み焼き、
ホルモン、最終的にはなんでもある居酒屋。そしてその全てが不味いw。
国籍不明な接客完璧な外国人w。裏主役ですw。
と、設定とキャラクターはいいんですが、全体的には
何故か印象が薄いんですよね。最初の短編「道祖神」の
作風とそれ以降のイメージにズレがあってどうも全体として、
とって付けたようにこういった人情作品にしてような
印象が残ってしまいます。面白いんだけどね。
by neon_books
| 2010-08-14 22:19
| 国内作家ま~
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