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マイクル・コナリー / スケアクロウ 下 (講談社/文庫)

という訳で「スケアクロウ」との対決に突入する下巻。
新聞記者の主人公「マカヴォイ」とFBI捜査官「レイチェル」
のコンビが全く謎で、闇に潜んでいた犯人の姿と実体に
迫っていく様と、迫られる側の「スケアクロウ」の反撃
シーンがタイミング良く書かれていて、飽きる事なく読めてしまいます。

今作のもう一つのテーマの紙媒体としての新聞、新聞社の
抱える深刻な状況と問題と危機感。これをその新聞記者である
「マガヴォイ」があくまでも記者として成すべき事や
その矜持を持って事件に迫り、悪を暴く事が全体を通じて
伝わってきます。紙媒体としての新聞の機能を追い込んだ
「インターネット」。そのインターネットを自由自在に駆使して
いた犯人と対立させている事...それが今作の核になっているようですね。

初読の作家でしたが、翻訳ものが苦手という自分でも
まぁ、普通に読めたので面白いとは思いますが、今作だけでは
なぜ評判もよく賛辞されているのか...ちょっと分からない部分も
あるので、代表シリーズの「ハリー・ボッシュ」作品も
読んでみよう...かな。

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by neon_books | 2013-03-15 00:28 | 海外作家
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