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首藤瓜於 / 脳男 (講談社/文庫)

オリジナルが2000年の発行だから...12年を
経て何故映画化されるのか分からないですが、
気になり出したら読みたくなり、再読。
当然再読も12年振りなので、詳細殆ど覚えておらず
ほぼ初読くらい新鮮でしたw。

連続爆破事件の共犯者として逮捕された
「鈴木一郎」なる人物。取り調べ、裁判を経て
彼は精神鑑定を受けるために医療センターに
収容され、そこで精神科医師「真梨子」と出会う。
「鈴木一郎」の特異性の高い症状と彼自身が
何者なのかを探る為に「真梨子」自身が
中盤は探偵役として奔走する。
平行して「鈴木」を逮捕した刑事「茶屋」も
違和感を覚えたまま独自捜査によりその違和感
の正体を「真梨子」が突き止めた真相と
照らし合わせた時に再度、爆発事件が起る。

文句なしのジェットコースター展開で後半は
謎の男「鈴木」が超絶な探偵役としてストーリーに
絡んできて、そこからの非人間的な能力に
ワクワクします。彼が何故そのような能力を持ち、
行動できる事になった経緯も生い立ちから、下調べと
独自の展開が説得力を持ち、こちら側に強い存在感と
感情移入できる人物として書かれています。

ラストのミステリ的な展開も満場一致だったと言われる
乱歩賞受賞も大袈裟ではない出来です。やはり面白い!

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*蛇足ですがどうやら映画は...要所要所のディティールや
設定など異なっているみたいですね。小説をベースにした
別モノ...くらいのスタンスで観たほうが良さそうです。
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by neon_books | 2013-04-24 18:12 | 国内作家さ~

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