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the books

2008年 12月 28日 ( 5 )




大倉 崇裕 / 聖域 (東京創元社/ハードカバー)

山岳小説...大好き。自分の普段の怠惰で
だらしのない生活とは180度違う、ストイックで
熱く、不器用で優しい男たちのストーリーだから...
なんでしょうね。憧れだし、男子としてやはり
強く惹かれる世界なのです。

ミステリーちしては正直犯人は割りと前半で
分かってしまったのですが...(笑)。
山岳小説であって山岳ミステリーではないと思えば
充分なのです。
欲を言うと、もっとベタベタに友情や男臭さを
前面に出してもらって、もっと泣きたかったなぁ。

山男に惚れるのは娘ばかりじゃないですよ。
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by neon_books | 2008-12-28 19:53 | 国内作家あ~

西澤 保彦 / スナッチ (光文社/ハードカバー)

あれ?? ついぞ最近似たようなSFミステリーを
読んだばっかりな記憶が...(笑)。こういうケースって
あるもんなんですね。

面白く読みましたー。
ラストのサプライズは余りにもサービスっぽくて
そら出来過ぎやん! と突っ込みたくなるのですが、
これがあることによってストーリー全体が暖かい空気感で
ホワっと着地するこちが出来たんですね。

面白かったけど、余りにも読んだタイミングが悪すぎ(笑)。
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by neon_books | 2008-12-28 19:32 | 国内作家な~

五条 瑛 / 赤い羊は肉を喰う (幻冬舎/ハードカバー)

ペンギンの行動原理を読んでちょっとビックリでした。
確かに人間の行動原理にも当て嵌まるんですね。

ここで書かれているような悪意の操作...とまでは
いかないけれど、現実にこのクニは近い状況に
なっていますよね。

誰かが赤く染まれば、序々にその周囲も赤く染まり、
その範囲は広くなり、速度を増していく。思考停止の奴隷。
もう止まらない。そして加速していく。
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by neon_books | 2008-12-28 19:22 | 国内作家か~

天藤 真 / 殺しへの招待 (東京創元社/文庫)

おぉー...1973年。この時代にして、このスピードで
モダンな文体。凄いなー。
ややクドいかな?とも思えるくらいな細かい伏線と
その収拾の丁寧な作業により、犯人がごく自然に
分かるという、なんと丁寧なミステリーなんでしょう。

適度なユーモアや適度な毒も凄くバランスよく
味付けされてして、読んでいても飽きないです。

...あ! オリジナルの刊行は産報出版!!!
これ自分の父親が以前に働いていた会社でした(笑)。
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by neon_books | 2008-12-28 19:08 | 国内作家た~

中町 信 / 模倣の殺意 (東京創元社/文庫)

叙述トリックかぁ...と途中で分かってしまい、
ややガックリしたのは確かですが、解説を読んで
ビックリ! 1972年!!??

確かに叙述トリックの国内のオリジナルなのかもしれないですね。
そう思うとこれ以上シンプルなトリックはないでしょうし、これ以降の
叙述ものの全てのベースになるくらい太いし強いスね。

知名度は余りない作家さんらしいですが、どうしてなんですかね?
オブスキュア・ミステリー! FRICTIONのような作品(笑)。

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by neon_books | 2008-12-28 19:03 | 国内作家な~

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