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2009年 11月 13日 ( 2 )




藤谷 治 / 船に乗れ! (2) 独奏(ジャイブ株式会社/ハードカバー)

第2章は17歳の苦悩。そして弱さ、儚さに押し潰される主人公の
剥き出しの傷口をひたすら描くという、1章とはうって変わった展開。
自分は相変わらずクラシック音楽についての知識は皆無ですが、
それなのにかなり、ハードなクラヲタっぷりな内容も、
なんとなく理解させて、読ませるパワーは凄いです!
音楽小説のパートのみでも充分に傑作ですよね。

なのに更に青春小説、成長物語としてもドラマチックで、
読んでて胸が苦しくなるような言葉とテンポでページを捲る手と、
追う目と、感情が止まらない。

ここまで読んで、未だに主人公に愛着が湧かないのに面白い、
凄く面白い作品ってのも珍しい...。
次作で完結しちゃうんだね...。うぅー...。

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by neon_books | 2009-11-13 11:28 | 国内作家は~

北川 歩実 / 金のゆりかご(集英社/文庫)

書店員さんの激プッシュ作品みたいですね。
なかなかのボリュームかつ、入り混んだ内容に
意外に読むのに苦戦しましたー。
とはいえ、流石に推してる理由が分かる納得のラスト!
予想だにしなかったどんでん返し!
ゾクゾクっと来ましたー。

倫理的にかなりハードな内容だし結構エグいんですが
作者もしっかり何が大切な事かを伝えるべく
書ききっているところで気持ち的には救われます。

大森望氏の解説にあるように意外な探偵と意外な
犯人との対決のミステリの醍醐味だけでも充分楽しめる!

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by neon_books | 2009-11-13 10:55 | 国内作家か~

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