the books

2009年 11月 17日 ( 3 )




米澤 穂信 / 秋期限定栗きんとん事件・上(東京創元社/文庫)

衝撃の内容だった夏季から、いても経ってもいられずに
続けざまに読み始めた第3作目。くりきんとん。
上下巻ってのが憎いー。前作であんな結末を迎えた
小鳩、小佐内コンビを象徴するアートワーク!! それだけで
胸の奥が苦い感じになってしまいます。

で、その上巻。うーん...ひっぱるねー。それぞれに
新しいパートナーを擁しつつも、なんだかしっくりこない。
今回は新たな我の強い新聞部の1年生「瓜野」くんの
ターンと、小鳩ターンで物語は進みます。

恐らく至るところに張られているであろう伏線に集中力を
使いながら読み進めました。早く結末を迎えたくてつい
文字を追う目の動きが高速化してしまいます。

仕事もあまり手につかない、イケズな上巻。

e0156857_1955330.jpg

[PR]



by neon_books | 2009-11-17 19:05 | 国内作家や~

米澤 穂信 / 夏期限定トロピカルパフェ事件(東京創元社/文庫)

小市民シリーズ第2弾。これがまたとんでもない傑作!!
ミステリーテイスト、一風変わったコミカルな
ライトノベルとの圧倒的かつ、強靭な差が
ここにありますねー。めちゃくちゃ...面白い!

スタートの倒叙ミステリーのクオリティの高さ!
かつ可愛さ満点の内容。なんて微笑ましいんだろう!
のっけから読むのが楽しくて寝てる場合じゃなかったです。
しかも読み進めるうちにいつしか、自然と
小鳩ターンから小佐内ターンへ移行し、この序盤の
可愛いらしいエピソードが、とんでもない伏線だったとい
うウルトラC級の展開。...素晴らしい...。

予想だにしなかった今作のラストが、
どうなっていくのか、本当に目が離せない!
米澤穂信...スゲー!

e0156857_1262671.jpg

[PR]



by neon_books | 2009-11-17 12:06 | 国内作家や~

福田 和代 / ヴィズ・ゼロ(青心社/ハードカバー)

これがデビュー作になるみたいですね。
ハイジャック、スパイ、ネットハッキング...
様々な濃い要素を目一杯ギッシリと詰め込んだ
かなり内容と密度の濃い大作。
書きたい事を凄く丁寧に時間をかけて
調べた経過が伝わってきます。

いろんな要素を詰め込んだ分やや、
人物描写が薄くなってしまった印象が残念です。
あと主人公とその友人である警視正の抱える過去...
この重さと痛みがやや伝わりにくくて上手く移入が出来ないかも...。

ラストは...まぁ...お約束な展開ですが...充分アリだと思います。
あまり知られていない作品っぽいけど、これは映画化したら
かなりハマりそうな作品ですよね。

e0156857_11192750.jpg

[PR]



by neon_books | 2009-11-17 11:19 | 国内作家は~

private book review
by neon_books
プロフィールを見る
画像一覧

最新のトラックバック

フォロー中のブログ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧