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2013年 01月 28日 ( 1 )




福田和代 / スクウェア Ⅱ (東京創元社/単行本)

前作からの続き。路地の行き止まりに
佇むバー「スクウェア」。そのマスターの
「リュウ」の正体の謎が序々に分かっていく今作。
その中で刑事という立場から、リュウとの
関係を思い悩む主人公の「三田」の葛藤が、
年下の無鉄砲だけど憎めない男に、実は
すっかり魅了されている...なんだか微笑ましく
イジらしいw。

リュウ達の薬物に対して関わりが次第に
明らかになっていくにつれ、立場と方法は
違えど、目指す方向は刑事である三田と
なんら変わらないところが、客とマスター
がカウンターという隔て同様に微妙な距離に
あるようで、馴れ合わないけど、互いを認める
男臭さがいい。

バーが舞台の作品といえば東直己作品を
思い出しますが、今作もゆっくりでいいので
さらなる続きを読みたいものです。
もちろん、チビチビと飲みながら。

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by neon_books | 2013-01-28 14:07 | 国内作家は~

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