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山田 正紀 / 火神を盗め (ハルキ文庫/文庫)

途中に何度か落語がストーリーで役割を担っていますが....
読み終わってみればストーリー全体が落語(笑)! みたいな
ハチャメチャな大活劇。
若さに任せてノリと勢いとアイディアで突っ走って書ききった
かのような...ギャク・アクション。

ここまで馬鹿馬鹿しいとスカッとしますねー。最後は
ドヤ顔で決める駄洒落だし。

裏表紙のあらすじ紹介文が、「緻密な構成と迫真の
ディテールで描く超冒険小説。」....なんて手の込んだ
前振りやねん(笑)。


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by neon_books | 2009-01-26 14:55 | 国内作家や~

西澤 保彦 / 仔羊たちの聖夜 (角川書店/文庫)

シリーズものだったのねー。しかも3作目という中途半端な
入り口から読んでしまった...。
登場する学生たちがそれぞれにメインとなるストーリーが
シリーズで展開されるんだろうな...きっと。

今作を読んだ限りではその学生たちのキャラクター達に
対して、さほど思い入れも出来ずに、興味が沸かないっす。
なんでだろう....個人的に大学生に対して偏見があるからかしら(笑)。

ストーリーとしてもその結末も、悲しく、重い割には
伝わってこないし、読後の後味もスッキリしないよー。
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by neon_books | 2009-01-26 14:53 | 国内作家な~

横山 秀夫 / 顔 FACE (徳間書店/文庫)

短編連作集。そして他の作品にも違った形で、
事件や登場人物が顔を出すという厄介な(笑)作品。

たまたま今作を読んで思ったのですが、男性作家の
描く女性主人公ってもの凄く多いなー。
職業的には男性上位の旧体質の封建社会の職業が多い。
これって描き易いパターンなのかしらね。とにかく多いよね。

日明恩さんはその逆を書いてる訳ですが…正直、男視点から言うと
リアリティーは実はかなり薄い。女性からみた理想の男像が強く感じる。

一連の男性作家が書く女性主人公作品って女性からみたら、
どう映ってるんだろ?

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by neon_books | 2009-01-26 14:53 | 国内作家や~

大崎 梢 / 晩夏に捧ぐ (東京創元社/単行本)

シリーズ1作目を読まずに、いきなり2作目からの
挑戦でしたが、すんなり世界に入ることが出来て
楽しめました。

事件そのものはいろんな意味で微妙な内容な
気がしますが、きっとこの世界観を長編で展開する
には結構無理があって、その難しさは相当な気がするので...
全然許します。

とにかく今作から伝わる書店に対する想い。これは
腐りきった全国のCD屋の馬鹿バイヤーたちに強制的に
読ませるべきですね。
馬鹿タワーレコードの勘違いクソバイヤーの中に、自身を
持って、この棚は「自分の棚です」。....と言えるヤツは殆ど
いないハズ。
だから音楽はこうやって死んでいったのだ。
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by neon_books | 2009-01-24 12:07 | 国内作家あ~

大石 直紀 / テロリストが夢見た桜 (小学館/文庫)

新幹線ジャックとう手段を軸にしたパートはその
単純かつ、有効な警察側を翻弄する手口など、
飽きさせなく、非常にのめり込んで読めますねー。

テロリスト云々はあくまでも物語の入り口で
個人的には、車掌の視点とスタンスが非常に
印象深く、こっちが主題かなーなんて思ったり。

圧倒的な暴力に対する個の出来る手段...。
これが難しい。彼のような気持ちにきっと誰もが
直面する。

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by neon_books | 2009-01-24 11:59 | 国内作家あ~

誉田 哲也 / ソウルケイジ (光文社/ハードカバー)

あら。ストロベリーナイトの続編的なものだったんですね。
だいぶ文章のタッチは違うような印象でしたけど、きっと
姫川シリーズ...って事なのでしょうね。
脇を固める他のキャラが準主役級になるストーリーとが
きっと展開されていく...のかしら。
ドラマ化なんてなったりそうですねー。

かなりくだけた、軽いタッチの文章がある意味読みやすく、
反面内容を殺しているような気もします。その割には
やけに陰惨な描写があったりして...。

警察側がこんな初動捜査ミスするか??? っていう
大いなる突込みをいれつつ向かえた結末は正直微妙...。

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by neon_books | 2009-01-21 13:20 | 国内作家は~

貴志 祐介 / 天使の囀り (角川書店/文庫)

スプラッター系のホラーはいくらでも
ザクザク斬り刻んでも全く読んでて大丈夫
なんですが、この手のホラー(?)は結構シンドいですね。
身体の中をまさに何かが這い回るような
気持ち悪さ満点です。恐いッス。

もちろんかなり無理のあるストーリーながらも
恐怖と闘いながらも、面白く読みました。
線虫の実態の箇所はまさに、昼ごはんを食べながら
読む! というアクロバットな読書でした(笑)。

しっかりと結末までハラハラ読ませる展開もサスガでしょう。

しかしサルを食べるって...凄いですね。
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by neon_books | 2009-01-20 23:29 | 国内作家か~

三津田 信三 / シェルター 終末の殺人 (東京創元社/単行本)

ここ近作の評価が高い、ホラー経由の
ミステリー作家さんなんですよね。

以前に読んだのはバリバリのスプラッターもの
でしたが、今作はクローズド状態での連続殺人
という王道スタイル。
文章もテンポもかなり読みやすく、結末読みたさに
かなりペースをあげて読み耽ってしまいました。

その結末はウルトラCとも言える凄い展開!!!
こういうセンスってやはり相当の読書量や
映画を消化してこないと無理っすよね。
いやー....凄い。
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by neon_books | 2009-01-19 20:16 | 国内作家ま~

上甲 宣之 / そのケータイはXXで (宝島社/文庫)

ハチャメチャです。でも筆者の初期衝動とも言うべきな、
惹きつける何かはヒシヒシと伝わる、ド直球な作品。
ド真ん中のホームラン出来そうな球なのに、渾身の
気合の入った熱のある球。...容易には打てない...
そんなイメージ。

しかし冷静になって見ると、まるで中学生の
怪談話のような雑な内容ですよね(笑)。
それを力技と衝動で最後までグイグイ読ませる
オーラは凄い。

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by neon_books | 2009-01-19 11:21 | 国内作家さ~

山田正紀 / ブラックスワン (講談社/文庫)

やられた! まんまと作者のトリックにひっかかりました。
でも、見事にひっかかるのはこういった本格派の
楽しみであり、醍醐味ですね。

しっかりと真相への手掛かりも丁寧に描写されていたし、
ミステリーとして佳作だと思います。
ただ主人公の時間軸と事件そのものの時間軸の
違いがイマイチ明確でなかったのが、ちょっと
ズルいかも...(笑)?

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by neon_books | 2009-01-19 11:17 | 国内作家や~

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