人気ブログランキング |

the books

<   2009年 05月 ( 46 )   > この月の画像一覧




加藤 実秋 / チャンネルファンタズモ (徳間書店/単行本)

クラブインディゴシリーズの作者の別作品を読むのは
初めてでしたが...かなりギャグテイストたっぷりの
短編連作のライトミステリー。

インディゴシリーズよりもライトでミステリ度は
さらに薄い感じですが、仕事でヘロヘロになった夜に
サラサラと読む分には充分満足な作品。

元ヤンキー、現オカルトマニアな裏主人公のキャラと
その職場にいる不気味なAD君が実にいいキャラで和みます。
でも...これならノベルスなんかで出してくれればいいのにー。

e0156857_1935651.jpg




by neon_books | 2009-05-21 19:03 | 国内作家か~

増田 俊成 / シャトゥーン ヒグマの森 (宝島社/ハードカバー)

このミス大賞受賞作。或る意味納得。
これでも問題点などを大きく改善、改編されているらしいのですが
個人的にはそういう以前もの問題で今作はダメでした。
これはない....。

ヒグマ側に立ってみれば人の死なんて僕らが想うこととは
全くの別次元のことで、我々が牛や豚や鶏を食べることと
変わりないことは分かります。
が....この書き方はさすがに嫌悪感しか残りませんでした。

余りにも登場人物の死が軽すぎるし、人間の感情や行動などが
おざなりにされたまま強引にヒグマと人間の戦いだけが描かれるさまを
読まされて厳しい以外何物でもない。

これが大賞というこのミスのセンスを疑いますわ。

e0156857_18251485.jpg




by neon_books | 2009-05-20 18:25 | 国内作家ま~

恩田 陸 / 訪問者 (祥伝社/単行本)

サスペンス・ミステリと呼ぶに相応しいのではないでしょうか?
誰が何故...というミステリの王道を軸にしつつ
タイトルにもなっている「訪問者」についての謎、2人の
死にまつわる真相...様々な要素が拡げられ、探偵の
登場により、美しく収縮していくさまは、ある意味美しいすね。

コレって何かの続編なんですかね?
探偵役が登場する他の作品って存在するのかしら??

声を大にして名作! とは言えませんが恩田作品の
ミステリというだけで許せてしまいます。

e0156857_158849.jpg




by neon_books | 2009-05-19 15:08 | 国内作家あ~

蒼井 上鷹 / まだ殺してやらない (講談社/ノベルス)

割とコミカルなテイストの作品が多い印象の作家さんですが
今作はその要素は一切ナシのメフィスト路線一直線。

前半の事件と主軸の事件の関係性が分かり難く
少々読み難かったですが、後半のスリリングさと
犯人そのものと、その犯人と関係者が迎える結末が
ピリリと効いてきますね。

文中に違和感を感じたアノ部分が最後の最後に、今作で
たった一つ、作者の見せた遊びに上手く嵌るんですねー。

アートワークも今作だけ毛色が違うのはこの内容だったからなんですね。


e0156857_2305177.jpg




by neon_books | 2009-05-18 23:01 | 国内作家あ~

近藤 史恵 / 賢者はベンチで思案する (文芸春秋/文庫)

しつこいですがサクリファイスは本当に名作でしたねー。
もしかしたら、作者自身が好きなテーマ(?)の女の子を
一旦離れて別な主題にして書いた事が功を奏したのではないかしら?

今作は21歳の女の子が主人公ですがその彼女を取り巻く
謎の老人や弟なんかがいいキャラを醸し出しており
楽しく読める作品ですね。
サクリファイスの次に読むなら今作がいいのではないかという
万人受けしそうな暖まる作品。

........犬....飼いたいなぁ。

e0156857_150231.jpg




by neon_books | 2009-05-18 01:50 | 国内作家か~

加藤 実秋 / インディゴの夜 ホワイトクロウ (東京創元社/単行本)

club indigoシリーズの3作目。今作は店の改装に伴い
仮店舗にての営業。それ故か、各ホストに焦点を絞った
作品の連作になっています。

ホスト達がこんなにイイ性格な訳ねーじゃん...などという
突っ込みはさて置き、今作も性根の優しいホスト達が
事件に巻き込まれていきます。
ただし、裏主人公の晶女史の活躍はかなり控えめ。
仮店舗営業だから嗜好を変えてるんでしょうね。

表題作の書き下ろし作でようやく女史登場で
いくつかの話しがピタリとハマる大円団。

今作も面白いです。
因みに小説上のclub indigoがある場所と
ワタクシの勤務先は目と鼻の先だったりします(笑)。

e0156857_1256519.jpg




by neon_books | 2009-05-14 12:56 | 国内作家か~

浅暮 三文 / 悪夢はダブルでやってくる (小学館/単行本)

そっか...この方って元々ファンタジーノベル大賞への
応募がきっかけだったんですよね。
そういった意味では書きたい事をタップリと詰め込んだ
ファンタジー作品なんでしょうね。

遊び...後半にはほとんどオフザケになってますが、
そういう余裕の要素も楽しい一冊。
まさに今作の主人公のように連休中にゆっくりと
ダラリと読みたいですね。

ファンタジーらしいラストに不覚にも
胸がほっこりしちゃいました。

e0156857_17165235.jpg




by neon_books | 2009-05-13 17:17 | 国内作家あ~

上田 早夕里 / ショコラティエの勲章 (東京創元社/単行本)

短編連作。因みに甘いものはさほど好きではなく
洋菓子なんてめったに食べないですが、割りとすんなり
いろんな言葉が頭に入って来て読みやすかったです。

この感じって坂木司さんの作品に近いよねー。
ちょっと訳アリな方々が主人公達に関わってきて
繋がっていくスタイル。そしてやはり、ちょっぴり
ほんわかして心にチクッてくる感じ。.....好きな作品です。

ラストなんてもうキュングラフが一気に上昇しちゃいます。

e0156857_1744451.jpg




by neon_books | 2009-05-11 17:05 | 国内作家あ~

大崎 梢 / 片耳うさぎ (光文社/単行本)

ここまで読んだ作品全てが良かったのですが
今作は個人的には合わないようでした...。
正直中盤でギブアップ...。

探偵役が小学生と中学生の女の子というのも
オジさん的には少々厳しい...。正直分かんないス。
あまりにも聡明な推理をする小学生や、事件そのもののの
謎にも興ざめしたまま読んでいたので心ここにあらず...。

作品が悪いっつーことではなく単に合わないって事で
自分に言い聞かせて読了。

e0156857_7242432.jpg




by neon_books | 2009-05-11 07:25 | 国内作家あ~

浦賀 和宏 / 記号を喰う魔女 (講談社/ノベルス)

やはり苦手なメフィスト系(笑)。
しかも今作の表立ったテーマは流石にハードすぎる。
たまたまコレを読む前に読んでたのが古処誠二の「ルール」
なんですが似たようなテーマながらもまったくベクトルの
違うもので、こちらの方が嫌悪感を露にせざるを得ない。

ミステリーとしても個人的には誰が殺人犯でその動機や
方法など割と興味もなく、この話しがどう終わってくれるのか
だけが気になってしまって...。

やはりこの手の作品と個人的嗜好が合わないので
今後は慎重に手をだそうね、オレ。

e0156857_1773667.jpg




by neon_books | 2009-05-10 17:08 | 国内作家あ~

最新のトラックバック

フォロー中のブログ

ファン

ブログジャンル

画像一覧