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滝田 務雄 / 田舎の刑事の趣味とお仕事 (東京創元社/単行本)

ミステリ・フロンティアのほのぼの系の
連作ミステリ。まぁ...ゆるい(笑)。
でも面白いっすね。

ほとんどキャラの面白さのみで強引に
押し切ったのは短編連作だから故か。
後半には主人公刑事の奥さんまで、暴走しだして
更なるキャラ大会へと展開。

やり過ぎない程度に抑えたところも面白さの要因かしら。

気を張らずにホワーンと読むには結構いいですよ。

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by neon_books | 2009-05-08 12:55 | 国内作家た~

古処 誠二 / ルール (集英社/文庫)

これが正体なんだろうか。
以前まで密室だ、トリックだと書いていた人と
同じ作家だとは思えないです。

ルールとモラルの違い。ルールを決める者と遵守する者。
もの凄い破壊力と衝動とともに目が文字を追う事を止められない
苦しい作品。
これはキツい。ツラい。
そのキツさ、ツラさは世が世なら自分のことだったのかもしれないから。

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by neon_books | 2009-05-08 00:31 | 国内作家か~

椙本 孝思 / THE CHAT ver2.1 (アルファポリス/文庫)

あとがきにもありますが元々は続編なんですよね。
それを加筆、修正し一冊の単独作品にしたもの...という事ですが
前作を読んだ者からしたら、そのまま続編としてのスタイルを
読みたかった...。
単独作にする為に多少強引に修正せざるを得ない箇所がいくつか
ある部分にやはり疑問符が残ってしまう。うーん...残念。

やはり恐さと衝撃度は前作を上回ってはいませんが、最初に
チャット上に「彼」が登場してきた時はかなり恐かったです。

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by neon_books | 2009-05-07 03:30 | 国内作家さ~

大倉 崇裕 / オチケン! (理論社/単行本)

「白戸修の事件簿」を発展させたような巻き込まれ型の
連作ミステリ。今作の主人公もこれぞお人好しと言わんばかりの
朴訥とした大学生。

作者の得意分野でもある落語を取り入れたかなり軽快な
落語ミステリとしてかなり面白いですが、そもそも主人公が
落語に関わることから巻き込まれてる...ていうストーリー自体が
落語のような話。

落語自体も若い人が興味を持てるように書かれているので
今作から落語に興味を持ってもらうには適書ではないでしょうか?

お人好しの主人公を巻き込む落研の2人とも一筋縄ではいかない
飄々としたくせ者にしたのがいい効果になってます!

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by neon_books | 2009-05-07 00:05 | 国内作家あ~

浅暮 三文 / LAST HOPE (東京創元社/文庫)

珍しく浅暮作品を読み切れた(笑)。自分いしてみたら快挙。

憎めない悪党達が繰り広げるコンゲーム風のコメディタッチの
クライム小説だから読めたんでしょうね。
プロットやストーリー自体は極単純な構造なんですが、話しの
中で展開が二転三転...なんてもんじゃないくらいに目まぐるしく
変化する様に完全の翻弄されっぱなしで、着いて行くのに精一杯。
後半のバッタバタ劇に至ってはもうどうなってる事やら(笑)。

とは言えラストは痛快かつニンマリの締め括りで、読んで良かったー、
と思わせてくれる一級品の娯楽作品! こりゃ面白い!
あーあ...釣りに行きたくなってきちゃったよ。

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by neon_books | 2009-05-06 20:56 | 国内作家あ~

高山 聖史 / 当確への布石 (宝島社/ハードカバー)

「このミス」大賞作品にしてはかなりしっかり、遊びのない
本格派のような気がします。選挙をモチーフにした作品は
真保氏のものしか読んだ事ないんですが、テーマとしては凄く面白いですよね。
当落の行方も当然気になりますが、決められた期間でのあらゆる戦いや
妨害...読んでいて気持ちは揺さぶられますよね。

今作における探偵役をもう少し掘り下げて、彼の抱える内面の
行方までも書ききってくれたら最高だったんですが...。
あ、あとも少し敵役のキャラとかもガッツリ登場させてくれた方が
読んでる側のテンションは上がるかも。
贅沢すぎですか?

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by neon_books | 2009-05-06 19:45 | 国内作家た~

蒼井 上鷹/ 俺が俺に殺されて (祥伝社/ノベルス)

状況の凄さは文句なく面白いし、絶対無理と思われる
このストーリを一応終結させる技と展開は流石!
なんだけど...個人的には今イチのめり込めない作品。

結局様々の真相がどうだったのか...。そしてあまりにも
偶然に頼らざるを得ない...という不確定と主観に入れ替わりによる
様々な推理など...単純に読み難い(笑)。

まぁ、事件の内容が内容だから仕方ないか??

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by neon_books | 2009-05-05 09:09 | 国内作家あ~

霞 流一 / ロング・ドッグ・バイ (理論社/単行本)

犬の活躍するミステリといえば「パーフェクト・ブルー」を
真っ先に思い浮かべますが、そこに強引に割って入ってくる
迷作の誕生。犬が活躍するっていうよりも犬世界そのものが
舞台であり犬達の為のストーリー。

しかも超ハードボイルド! めちゃカッコいい!! 犬なのに
思わずグッと熱くなってしまったじゃないかー。
犬とは思えない超プロフェッショナル集団の登場や
誇り高き犬たちの掟、「犬法」などふざけてるようで、絶対、
超真面目に取り組んだ(と思われる)作品。 こりゃ面白い!!

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by neon_books | 2009-05-04 23:30 | 国内作家か~

近藤 史恵 / タルト・タタンの夢 (東京創元社/単行本)

うん。想像通りのほんわかと優しい空気に包まれた
話しが、美味しそうな料理に関わってほっこりさせて
くれる優しい本です。
個人的には物足りなさがあるにはありますが、こういった
作品は雰囲気を楽しめれば充分なんで納得の内容ですね。

ただ料理も上手で謎も解くシェフ...ていうパターンは
やや安直...かしら。

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by neon_books | 2009-05-04 20:59 | 国内作家か~

鳥飼 否宇 / 人事系シンジケート T-REX失踪 (講談社/ノベルス)

正直今でも苦手の作家さんですが講談社ノベルスって事で
今までの作品とは作風が違うだろうと思い挑戦。
まぁ、いかにもノベルスって感じの軽妙なタッチの
ライトミステリで良かったです。独特のウザい言いまわし
も陰を潜めておりサクっと読めたし、認識を改めなきゃ。

関係ないんだろうな...と思ってはいましたが
やはりマーク・ボランは出てきませんでした(笑)。

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by neon_books | 2009-05-04 17:29 | 国内作家た~

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